福井駅周辺で日本三大珍味のウニを夏に体験

日本三大珍味のひとつが、福井のご当地グルメであることをご存知でしょうか。野母(長崎県)のカラスミ、三河(愛知県)のコノワタ、そして越前のウニ。

越前ウニは、バフンウニの塩漬けのことを一般的に呼びますが、このバフンウニの旬は夏とのこと。ウニの中でも味が濃いと言われるバフンウニ。塩漬けにしたらどんな味がするのだろうか。

急に日本三大珍味が食べたくなり、2018年夏に福井駅へ行って参りました。まだ福井までは北陸新幹線が開通していないので、行くのが少し大変でしたが、結果としては行って良かったです。

まずは、荷物があると邪魔なのでホテルへチェックイン。福井城址の近くにしたので、窓からも見えました。

福井城址の外観

どこにもお城がないと思った方、城址とは「昔、城のあったところ」という意味らしいですよ。福井城があった場所は、現在は福井県庁が建っています。堀に囲まれている県庁は珍しいですよね。

敷地内には、福井城を築城した結城秀康の像がありました。結城秀康公は徳川家康の次男。像をみながら、スマホで検索して知りました。

結城秀康像

歴史を少し勉強し、ウニを求めて福井駅へ向かいます。福井城址は福井駅から徒歩5分程のところにあるので、ちょっと観光をしたいなという方は行ってみてください。

福井駅周辺をまずはブラブラ。福井といえば恐竜。福井駅西口の駅舎には恐竜が描かれています。

福井駅西口の外観

日も暮れてきたので、急いで福井駅からすぐの『プリズム福井』へ。プリズム福井は、お土産・グルメ・スーパーなど、色々な用途で使用できるショッピングセンターです。

お土産売り場には、越前ウニの老舗『天たつ』があります。試食を色々させて貰えたので、このお店で日本三大珍味を入手しようと決めました。

8月初旬からお盆にかけての限定商品「越前仕立て汐うに 粒」をいただくと、磯の香りがすごく濃厚。これが日本三大珍味かと感動し、購入しようと思ったら一番小さいサイズが売り切れでした・・・。

代わりに購入したのが、「越前仕立て汐うに焼物容器入11g」

越前仕立て汐うに

11gで2,160円(2018年8月現在)と、安いものではありません。しかし、日本酒好きな方には、是非一度試してもらいたい逸品です。粒に負けじと、こちらもウニの濃厚な味を堪能できます。

汐うにの中身

ホテルへ戻り、晩酌開始。

福井駅周辺で集めた名産品

福井の地酒「福千歳」、手軽にウニの味を楽しめる「うに豆」、ソースカツ丼のスナック菓子と一緒に、日本三大珍味をゆっくり味わいました。

残念だったのは、日本三大珍味を甘くみていたこと・・・。

少量をつまようじで取り、口の中に入れてから、お酒を飲むと絶品と言っていたので、その通りにしたらあっという間にお酒がなくなってしまいました。1~2人で食べるには、11gでも多いくらいです。

お酒の代わりに活躍したのが、福井のご当地サイダー「ローヤルさわやか」

ローヤルさわやか

福井県民には昔から愛されて続けていたジュースというのは後で知りました。その存在を知らなかったので、偶然発見した緑色の飲み物。

記念に飲んでみようと購入しましたが、メロンジュースが好きな人にはオススメです。微炭酸なので飲みやすい。メロンチューハイなんかにしても美味しそうな味でした。

翌日の朝食はおにぎり。このおにぎりもご当地グルメです。

福井のおにぎり

左は「へしこ」、右は「若狭牛」が具材です。へしこキッカケで福井が好きになった私ですが、また福井に行きたくなるような体験を夏にすることができました。

敦賀のふぐパイ

今度は冬に、若狭フグも食べてみたいなと、デザートに敦賀銘菓「ふぐパイ」を食べながら、いつもは朝が弱いのに珍しく元気な私でした。ローヤルさわやかのおかげかな。