世界遺産の五箇山がある富山県南砺市。たまには静かな場所で心を癒そうと、合掌造りの里へと足を運びました。冬に行くと、茅葺き屋根にかかった綺麗な雪景色が見えるそうですが、緑の景色を楽しめる夏に。
数年前、岐阜県の白川郷に行った際はまだ若かったこともあり、素晴らしい景色よりも食べ物を探していましたが、今回の旅では何を感じることができるでしょうか。
南砺ドライブ旅のスタートです。
まずはランチ。言っているそばから、ご当地グルメ探しです。
道の駅上平(富山県最南端)で山の幸をいただきます。道の駅上平は、世界遺産・菅沼合掌造り集落からは車で約5分、世界遺産・相倉合掌造り集落からは車で約20分のところにあります。白川郷へも近いので、1日でまわることもできます。
【住所:富山県南砺市西赤尾町72−1】
選んだのは、いわなのにぎり付き山菜そば定食。
淡いピンク色のにぎり寿司。思わずもう一枚撮ってしまいます。
いわなのにぎり付き山菜そば定食には、五箇山そばやイワナの他にも南砺のご当地グルメが付いてきました。セットを頼むと、一度に色々なものを食べられるのがありがたいですよね。
五箇山豆腐です。
味はここではあえて書きません。
興味のある方は、世界遺産観光のランチに寄り、実際に体験してきてくださいね。決して、旅行から時間が経ったから、味を忘れたのではありませんよ。
食後は一息。
山や川をみていると心が癒されます。
世界遺産・菅沼合掌造り集落へ。
菅沼合掌造り集落は、9棟の合掌造り家屋が残っています。相倉合掌造り集落は20棟。白川郷に比べると規模は小さいですが、小さいからこそ今と昔の違いを気軽に楽しめる場所です。
南砺でもう一つ気になった場所、道の駅井波にも行ってみました。
【住所:富山県南砺市北川730】
立ち寄った理由は、敷地内にある七福神大彫刻をみたかったからです。
私の旅行あるあるがここで発生。逆光で上手く撮ることができません。
斜めからの撮影で、なんとかお分かりいただけるでしょうか。
木彫りの里・井波では、周辺を散策すると色々な彫刻が見れるようです。道の駅構内にも色々なものが展示されていました。工房見学もできますよ。
世界遺産から昔の暮らしを学び、木彫りの里から伝統技術を学ぶことができた南砺観光を終え、今夜は富山駅周辺のホテルで宿泊。
お漬物が無性に食べたくなったので、スーパーで探していると南砺産を発見。
実は、今回南砺を選んだのは「南砺まぶし」というご当地グルメを食べたかったからでした。食べることはできませんでしたが、結果として先人たちの知恵を学べた大人旅?となった夏でした。
夏に行く際はドライブ旅行が最適ですが、冬に行くならば運転にはお気をつけください。世界遺産バスが運行しているので、私が冬に行くならバス一択です。雪道をなめると大変なことになります。