もつ鍋の本場といえば福岡の博多。名前にも付いているので当たり前ですが、もつ鍋に欠かせないのはモツ肉。それ以外の材料でニラは必ずといっていいほど入っていますよね。
ニラの産地で有名なのは高知と栃木。なぜ、福岡のご当地グルメにニラが入っているのでしょうか?
もつ鍋の元祖は、第二次世界大戦終戦後に福岡で食べられていた、モツ肉をニラと一緒にアルミ鍋で炊いたもの(味付けは醤油味)とのこと。
元々食べられていたものを引き継いでいるんですね。
元祖に比べると現在のもつ鍋はとても豪華。モツ肉とニラだけのシンプルなもつ鍋は、家庭でもあまり見かけません。キャベツ、ニンジン、ごぼうなどの色鮮やかな材料を使い、スープも味噌味や塩味など種類が豊富です。
たくさんの具材が入ったもつ鍋を食べた後にも楽しみがあります。味がしみこんだスープとチャンポンの締めは最高。おじやも良いですよね。
博多だけでなく、全国各地にもつ鍋のお店があるくらい人気の鍋料理で、冬には必ず食べる、季節に関係なく食べる方もいることと思います。
家で、テレビをみながらゆっくり食べるのが好きという方も多いことでしょう。福岡からお取り寄せすることもできます。本場のもつ鍋を自宅で食べられるとは便利な世の中です。
でもやっぱり現地で食べたいですよね。
天神で食べたもつ鍋は、最初から麺が入っているタイプでした。ボリュームいっぱいのもつ鍋を食べ終えたころには眠気が・・・。至福のひと時でした。