熊本ラーメンの特徴といえばなんといってもニンニク。生のニンニクではなく、ニンニクを揚げたマー油やチップを使用したお店が多いです。香ばしいニンニクには食欲が掻き立てられます。
麺は中太ストレート麺でスープは豚骨が一般的。博多ラーメンや鹿児島ラーメンなど、九州は豚骨ラーメンが美味しいことで有名ですよね。
具にはチャーシューやネギ、海苔のほかに、キクラゲが入っているのも特徴的です。
熊本のサービスエリアで、朝食に食べたラーメンにもキクラゲが入っていました。
熊本ラーメンはカップ麺にもなっていて、日常生活でも身近になったご当地ラーメンですが、現地に行ったらやはり本場の味を食べたくなりますよね。熊本にある有名店を2つ紹介します。
熊本ラーメンの有名店
ひとつめのお店は、こむらさき。
ニンニクチップが特徴の熊本ラーメンは、熊本市内にある2店舗(本店・上通中央店)で食べることができます。神奈川の新横浜ラーメン博物館にも出店されているのでご存知の方が多いことでしょう。
もうひとつのお店は、黒亭(こくてい)。
焦がしにんにく油と玉子が特徴の熊本ラーメン。玉子入ラーメンを頼むと、煮卵ではなく卵黄が2個のってくるユニークなラーメンを食べることができます。旅行客には嬉しい、熊本駅から徒歩5分のところにお店があります。営業時間は遅くまでやっていないのでお気を付けください。
こむらさき・黒亭ともに、お土産用のラーメンがあります。空港や駅の売店で探してみてください。通信販売を行っているのでお取り寄せすることもできますよ。
ラーメンの他には、こむらさきでは「にんにくチップ」、黒亭では「焦がしにんにく油」が商品化されているので、自宅でニンニク入りの本格的な熊本ラーメンを作ることもできます。
その他(熊本駅)
2018年3月には、熊本駅ナカに「肥後よかモン市場」がオープン。もちろん熊本ラーメンのお店も入っています。
2019年6月訪問時は、支那そば北熊・一杢・天外天ラーメン・桂花拉麺が営業していました。その中から選んだのはコチラ。
博多発祥の専門店である一杢を選んだ理由は、馬すじラーメンに惹かれたから。やっぱり熊本に行ったら馬肉を食べたくなりますよね。
ベースはトンコツスープに細麺の博多ですが、具材はキクラゲ・もやし・ネギ・ニンニクチップ・そして馬すじ。馬すじは地元では滅多に食べられないので味わっていただきました。
熊本ラーメンを食べに入ったはずなのに、気づけば馬肉のことばかり考えている私・・・。おそるべし熊本の馬肉。