竹田の油揚げは食べ方に種類がある

油揚げの消費量全国トップクラスの福井県。県内では色々な油揚げがありますが、そのなかでも大きくて厚いことで有名な「竹田の油揚げ」を食べに、福井県坂井市丸岡町上竹田にある谷口屋本店レストランへ。

谷口屋本店レストランは、噂通り山の中にありました。着くまでに、何度も道を間違えていないよなと確認しました。車でないと行くのは厳しそうです。

そこまでして食べたいか。お取り寄せできるだろうという声も聞こえてきそうですが、ご当地グルメ好きとしては本場で食べることに意味があるのです。

いざ、お店へ。混むことを覚悟していましたが、タイミングが良く、待つことなく席に通されました。ラッキー。

注文はタッチパネルです。大きな竹田の油揚げが味わえる「油あげ御膳」にしました。

待っている間にメニューを物色。大きさ約13㎝・厚さ3㎝と書いてあることに驚き、食べ方も色々あることに驚いていると、ご飯の茶碗よりも大きな油揚げがやってきました!!

まずは、油揚げであることを確認。

食べ方は4種類。

  • 何もかけずにそのまま
  • 越前塩
  • 薬味とあげステーキのタレ
  • ポン酢

丸岡のご当地グルメを温かいうちにいただきます。角っこが特にオススメということなので、まず一辺をそのままで。そのあと、越前塩、薬味とあげステーキのタレ、ポン酢と食べてみました。

大きいので色々試しても、まだ半分残っている状態。残りは、一番好みだった「越前塩」で美味しくいただきました。普段は醤油をかけて食べますが、竹田の油揚げには塩がよく合いました。

私の勝手な日本三大油揚げは、竹田の油揚げ・栃尾油揚げ(新潟県長岡市栃尾)・三角定義あぶらあげ(宮城県仙台市)。どれも大きさに特徴がありますが、美味しいんですよね。他の2つが気になる方は「長岡の栃尾揚げは大きくて長くて美味しい」もご覧下さい。

せっかく坂井市丸岡町まで来たので、丸岡城観光もしてきました。丸岡城は現存する天守としては日本最古とのこと。

天守閣の階段は急なので気をつけてくださいね。

丸岡城の入場券はちょっと特殊です。

3ヵ所共通入場券になっており、近隣にある丸岡歴史民俗資料館と日本一短い手紙の館にも入ることができます。ちょっと人生を考えされたのは、日本一短い手紙の館。

短い文字で綴られる書き手の想い。微笑んだり、悲しくなったり、感情を揺さぶられる場所です。年齢のせいかもしれませんけどね。カラダもココロも大人になったことを実感。

丸岡城ドーナツを食べながら、ご当地グルメ好きは変わっていないなと考え、福井の旅を終えました。運動不足がたたり、数日間は歩くのがつらかったです。大人になったな・・・。