横須賀に気になるネーミングのカレーを発見したので調査してきました。その名は、「よこすか海軍カレー」。JR東京駅から横須賀線に乗り換え1時間30分。神奈川県南東部の三浦半島に位置する横須賀市に到着です。
早速、現地調査開始です。JR横須賀駅を左手に進むとアメリカ海軍第7艦隊・横須賀海軍基地があります。けど、勝手に入る事は出来ませんのでご注意を。
駅前には、海上自衛隊の水兵と同様の制服を着たカモメをモチーフにしたスカレーちゃんがお出迎え。
実際、街中に外国人の割合も高く一瞬、ここは海外かと勘違いしてしまいます。
横須賀カレーには、5つの原則があります。
- 「海軍割烹術参考書」のレシピを再現。
- 原則、横須賀市内のみで提供。
- 必ず牛乳とサラダがセット。
- B級グルメでは無く、ご当地グルメ。
- カレーの街よこすかが認定して店のみ名称使用可。
お店ごとに工夫はされていますが、基本的にはこの5原則がベースとなっているようです。市内数ある店から私が選んだのは、よこすかカレーの元祖と呼ばれる「よこすかカレー館」。
【住所:神奈川県横須賀市緑ヶ丘29】
味は、スパイシーというよりは甘め。
栄養面を考え、サラダと牛乳が付いていました。他のメニューとしては、1日限定10食の「海軍さんの鉄板カレー」というのもありました。
こちらは、海上自衛隊の船内で実際に使用されている食器(プレート)に提供されるので海上自衛隊の気分でカレーを食べる事が出来ると思います。
お腹が一杯になったら次は歴史の勉強です。お店から徒歩15分程の所にある三笠公園へ移動です。ここには、実際に日露戦争を経験した記念艦「三笠」が展示されています。
イギリスのヴィクトリー、アメリカのコンスティチューションとともに、世界の三大記念艦と呼ばれています。船内にも入る事が出来、当時の歴史を知る事が可能です。
連合艦隊司令長官の東郷平八郎大将が構えています。
再び、カレーの話に戻したいと思います。海上自衛隊では、毎週金曜日にはカレーライスを食べる習慣があります。 何故だと思いますか??
答えは、長い海上勤務・遠洋航海では外洋の景色も変わらず、また決まった曜日が休みとなる訳ではなく曜日感覚が無くなる事を避ける為に、週一カレーの日が設けられているようです。
そう言えば、学校の給食もカレーは金曜日でしたね。これとは関係ないでしょうけど・・・
カレーの街よこすかでも、「金曜日はカレーの日」として金曜日にカレーを食べることを推奨しています。認定店でも、金曜日に大盛りや半額、割引サービスなどを行う店舗が多数あるので金曜日を合わせて足を運んでみてはいかがでしょうか!?