小布施の栗を使用した長野の甘いクレープ

江戸時代には、甲州ぶどう、紀州みかんと並んで「徳川三大果」と呼ばれていた小布施栗。特徴は何と言っても粒が大きい事と甘い事です。

その栗を一度食べてみたく実際に足を運びました。


JR長野駅から長野電鉄で小布施駅まで約30分。

目的のお店は、小布施駅から徒歩10分の場所にある「味麓庵」の福栗焼き。ここは、大粒の栗を丸ごと一個使い、それを薄皮で包んだ焼菓子が人気とガイドブックに載っていたので楽しみにしていました。

午後1時過ぎに着いたのですが、店頭の看板を見て唖然・・・

「売り切れの為、次の販売は1時間後を予定としています。」との事。栗の甘さより先に、私自身の読みの甘さを痛感。どうやらお昼の間に売り切れてしまったようです。

せっかくなので街をうろうろ。

お土産屋さんが多く、栗おこわや最中、羊羹などが売られていました。時間はあっという間に過ぎ、そろそろ出来た頃かな~と再びお店を訪れますが看板はそのまま。

お菓子は焼きあがっているように見えますが、お店の人がとても忙しそうで声をかける事が出来ず、福栗焼きは諦めることにしました。買えない雰囲気を察し、私と同じように出て行く人も多かったです。

残念でしたが気持ちの切り替えは素早く(笑)すぐ近くにある、㐂なり旬粋(きなりしゅんすい)のマロンクレープに変更です。


信州産100%の米粉を使用しています。

写真では分かりませんが、栗の実はクレープの下の方にも入っています。クリームにも栗、生地にも信州産米粉が使われているので、地産地消のクレープだと思います。甘さもちょうど良く、とても美味しく完食です!!

当初の予定とは変わりましたが、現地で新しい物を見つける旅も私は好きですね。