松山空港で食べられる名物料理とお土産

今回、愛媛県を旅する際に最終日の朝ご飯を松山空港で摂る事を決めて旅に出ました。

朝ご飯はホテルでゆっくり食べたら良いじゃないかと思われるかもしれませんが、私は、旅に出るとどんなに遅く寝ても朝早く目覚めてしまいます。決して寝不足と言う訳では無く、ワクワク感が大きいものだと思っています。

出発は、お昼の便にも関わらず松山空港に到着したのは8時30分。かなり早いですよね。

お目当ては、鯛塩ラーメンと鯛めし。

一目散にレストランで注文しますが大問題が・・・

なんと朝の時間帯はモーニングセットのみのとの事。ショック・・・

10時30分から一般のメニューがオーダー可能と言われ愕然・・・出直す事に。こんな事ならホテルで朝食を食べてくれば良かった・・・と後悔。

仕方なく店を出て、お土産を買う事に。小腹を満たす為に、愛媛県の銘菓「坊ちゃん団子」を食べます。


夏目漱石の小説「坊ちゃん」にも登場します。

その後は、お土産屋さんを何度も行ったり来たり。展望デッキに出て出発前の整備の様子を眺めたり時間を潰します。

が、食いしん坊の私は坊ちゃん団子だけでは空腹感を紛らわす事は出来ず、結局、ず~っと気になっていた「じゃこカツ」を食べる事に。

しかも、幸運な事にお店の前の通ると「揚げ立てですよ~!」の声がかかります。それならば、食べない訳にはいきません!!


揚げ立ては想像以上に美味です。

ちなみに「じゃこカツ」とは、愛媛県の南予地方名産の「じゃこ天」の生地にパン粉を付けて揚げた物です。

展望デッキに戻り熱々を頬張ると魚の旨味が口一杯に広がります。昔、友人と旅した時スーパーで「じゃこ天」を購入しホテルのレンジで温めて食べた時も美味しかったのですが、今回の「じゃこカツ」もなかなかのお味でした。

小腹は満たされましたが食事はこれで終了ではありません。

ついに時計の針は10時30分。再びレストランへ向かうと店員さんは覚えていたようで、こちらが注文する前に「鯛塩ラーメン大丈夫ですよ」と言われ恥ずかしながら「鯛めしもお願いします。」と注文。

透き通った鯛塩ラーメンはスープを口に運ぶと鯛の出汁が効いていてとても美味しく、いくらでもスープが飲めそうです。


鯛出汁のスープが本当に最高でした!

鯛めしは前日に道後温泉で食べたのですが、一緒に注文したひゅうが飯と呼ばれる鯛の刺身を熱々のご飯にのせ、玉子醤油をかけて食べる方に感動し、炊き込みご飯の鯛めしの影が薄くなっていました。もちろん美味しく完食したのは言うまでもありませんが。

改めて、炊き込みの方の鯛めしを食べるとこちらもとても美味い!!


大きな鯛の身が入っています!!

鯛の出汁がしっかりとご飯にも伝わっているし、鯛のほぐし身はとても大きく食べ応えがありました。あまりの美味しさに無心で食べ、終わってからもっとゆっくりと味わいながら食べれば良かったと後悔しました。

美味しい物が多い愛媛県。
とてもお腹も心も満たされて愛媛県を後にしました。