熊本城のふもとにある観光施設「桜の馬場城彩苑・桜の小路」では、熊本名物の馬肉を溶岩プレートで焼き上げる、美味しくて楽しいご当地グルメ『さくら膳』を食べることができます。
お店の名前は、阿蘇庭 山見茶屋(あそてい やまみちゃや)
【住所:熊本県熊本市中央区二の丸1-14】
さくら膳(2,100円)のラインナップは、馬肉溶岩焼・だご汁・生あげ・ご飯・小鉢・煮物・お漬物。阿蘇の溶岩石で焼く馬肉は初体験。食べる前からワクワクが止まりません。
馬肉溶岩焼の美味しい食べ方が、メニューに記載されていたのでその通り焼きます。
- ニラと一緒に馬肉を焼く。
- 馬肉が焼けてきたら、かるく炒めるようにひっくり返す。
- ちょっと赤みがある位が食べごろ。秘伝のタレで召し上がれ!
ここでケアレスミス。溶岩プレートで焼いたあとにつける黄金の特製タレが写っていませんでした。また食べに行かないと。
馬肉が最初に運ばれてきたときに心の中で思ったのは「小さい」。しかし、大きければ良いというものじゃないことを食べて実感しました。タレがよく絡むように一枚ずつ丁寧にカットしているとのことです。
自分で焼くので、馬肉がカリッとするまで焼いたりと色々な焼き加減を楽しむことができます。南阿蘇山のお米も美味しい。馬肉溶岩焼と白飯だけでも満足できる内容でした。
しかし、これだけでは終わらないのがさくら膳。九州の郷土料理・だご汁にもお店のこだわりがありました。
だご汁は、小麦粉を練ってちぎって入れるものが一般的。山見茶屋では食べやすいように平麺にしています。またケアレスミス。せっかくの麺が見えませんね。
食事前はあまり食欲がわかなかった私ですが、気づけば完食していました。美味しいご当地グルメは旅の活力にもなります。
食欲がなかった理由は熊本城。2016年4月に発生した熊本地震によって、5年前に訪れた頃とは全く異なる状況になっていました。
2014年に撮った熊本城はコチラ。
2019年に撮った熊本城はコチラ。
現在は城内に入ることができません。熊本城を遠くから眺め、あの時もっと城内をゆっくり歩いていればなと後悔しました。大雨が降っていたので、尚更ココロに沁みました。
とはいえ、色々な方々が復旧に向けて頑張っています。この日も悪天候にも関わらず工事の方が働いていました。2019年秋には大天守外観復旧を記念して一部公開される予定とのこと。
今しか見られない熊本城へと足を運び、美味しい馬肉の溶岩焼きを食べる旅行も良いのではないでしょうか。