日本海のノドグロは金沢で食べるといつも美味しい

日本海で獲れる「あかむつ」というお魚をご存知ですか?

のどの奥が黒いことから「ノドグロ」とも呼ばれています。

『日本海の美味しいお魚・ノドグロ!』などと、グルメ番組や雑誌などで紹介されるので、多くの人は「ノドグロ」という呼び名で知っているのかなと思います。

ノドグロは通販でのお取り寄せも品切れがでるほど人気の魚となりました。人気の理由はたっぷりの脂がのった身。塩焼きや煮付け、一夜干しといったどの料理も絶品です。

また、2014年にテニスの全米オープンテニスで準優勝という成績を残し、日本国民を興奮させた錦織圭選手が帰国後の会見で「ノドグロがあったら食べたい」とコメントし、話題にもなりました。

北陸や山陰の日本海で獲れる魚ですが、なかでも石川のご当地グルメとして有名。金沢市の和食店に行くと、ノドグロ料理を提供しているお店が多いです。

お寿司屋さんでは、ノドグロの握りを食べることができます。

人気店なので待ちますがその間に注文するので、案内された席には事前にオーダーしたとっても美味しそうな握りが待っていました。  「頂きま~す!!」

左から、ノドグロ、ノドグロの炙り、いか、鯛、貝2貫にアジの全7貫にあら汁が付いてます。後から思い出しても美味しい握りでした!

ノドグロは年間を通して食べることができ、旬はいつ?というと難しいです。

一番脂がのる冬(12月から1月)、刺身や握りなら夏など、考え方によって意見が分かれます。どの季節でも美味しく食べられるので、旬をあまり気にしなくて良い魚ともいえます。

「幻の魚」・「白身魚の王様」という称号も持っています。ノドグロ初体験の方が、最初に驚くのは値段だと思います。人気の魚になり最近さらに値段も上がっています。サイズが大きく肉厚な「ノドグロ」になると本当にビックリする値段・・・。

一度食べて味でも驚いてください。金沢駅周辺のホテルに宿泊して、朝昼晩ノドグロ三昧の旅も面白いのではないでしょうか。

2015年に北陸新幹線が開業し、東京から石川県の県庁所在地である金沢まで乗り換えなしで行けるようになりました。

金沢が初めての方は、食事もできる近江町市場に行ってみてはいかがでしょうか。金沢駅から徒歩で約15分のところにあります。

近江町市場では海の幸はもちろんのこと、旬の加賀野菜なども買うことができます。水曜日は定休日のお店が多いので気をつけてくださいね。