2015年に北陸新幹線が開通し、以前より格段に身近になった印象の石川県金沢市。落ち着きのある街並みが好きな方も多いのではないでしょうか。
今回は、駅周辺で食べられる名物や観光地をご紹介したいと思います。
北陸新幹線の玄関口であるJR金沢駅。東口にある鼓門は、伝統工芸の鼓がモチーフになっています。
駅構内は、金沢名物の食事処からお土産屋さんまで何でも揃っています。まずは、観光へ出かけましょう!!
JR金沢駅から車で10分で、言わずと知れた水戸の偕楽園・岡山の後楽園と並んで日本三大名園の一つ兼六園へ。
【住所:石川県金沢市兼六町1】
加賀百万石の庭園。園内は、季節ごとに綺麗な花で彩られています。兼六園の名前には、「六勝を兼ね備えた名園」の意味が込められているそうです。
名園の横には、金沢城もあります。
兼六園から歩いてすぐの場所にあります。公園内は広く、少し遠くから眺めるお城も良いものです。
次は、車で5分程のひがし茶屋街。
【住所:石川県金沢市東山】
江戸後期、加賀藩によってお茶屋を集めて作られた花街。
「にし」と「主計町」と並ぶ金沢三大茶屋街の一つ。現在も、お芸姑さんが伝統芸を継承する遊芸の町でもあります。
ただし、夜のお座敷は一見さんお断りの所も多いようなので注意が必要です。昼間、開いているお茶屋さんや和雑貨屋さんは誰でも楽しめると思いますよ。
お待たせしました。
夕飯は、加賀百万石の伝統料理を頂く事にします。宿泊した金沢マンテンホテルには、和洋総菜レストラン「万咲」が入っていました。宿泊者限定で、毎月変わる選べる北陸地方のおつまみ&晩酌セットがありました。
ちなみに8月は、枝豆・小バイ貝の煮付け・能登もずく酢・白エビさくさく揚げ・サラダ・もつ煮の中から3種類選びプラスでアルコール1種と、〆のご飯としてとろろ昆布のおにぎりがセットになっていました。
私は、小バイ貝の煮付けと白エビのさくさく揚げともつ煮をチョイスし、アラカルトで治部煮を注文しました。
勝手なイメージで、治部煮は高級料理店でしか提供されないと思い込んでいたので、発見した時にはとてもテンションが上がりました!
酒の肴にぴったりの煮付け。小バイ貝は、夏が旬。コリコリした食感がクセになります。
待望の治部煮が運ばれてきました。
これを食べる為に、金沢に来ました。
麩や加賀野菜と鴨肉を使用した、金沢伝統の郷土料理です。とても上品で美味しいお椀でした。
翌日は、最近、巷で密かに話題になっている金沢カレーを食べに来ます。「ゴールドカレー 本店」へ開店と同時に入店しました。
【住所:石川県金沢市藤江北1-393】
濃厚なルーにトンカツとキャベツがのっている一皿。
金沢カレーとは、カレーライスとトンカツ・千切りキャベツがワンプレートに。トンカツにはソースがかかっています。先割れスプーンは、学校給食を思い出せてくれて懐かしい気持ちになりました。
味の方ですが、ルーはドロッとする程濃厚で辛過ぎず・甘すぎず絶妙な辛さのカレーでした。
石川県に行く前は、加賀野菜や治部煮などの伝統料理のイメージが強かったのですが、いい意味で期待を裏切られ、新しいご当地グルメ (小バイ貝の煮付けや金沢カレー) を発見した旅となりました。