熊本の馬刺しが人気の理由

馬刺しといえば、熊本のご当地グルメをイメージする方が多いことでしょう。熊本では美味しい霜降りの馬刺しを食べることができます。食べ方は、生姜醤油かニンニク醤油に付けて食べるのが定番です。

馬肉を全国に広めたのは、熊本城を建立した加藤清正と言われています。

安土桃山時代末期から江戸時代初期にかけて加藤清正が建立した熊本城。別名、銀杏城。

天守閣からは、熊本のゆるキャラ「くまモン」が描かれているビルが見えます。

熊本県のスーパーでは馬刺しが豊富に揃っています。旅行で熊本に訪れた方は、普段あまり見かけないお肉がたくさんあることに驚くことでしょう。

それもそのはず、他の地域では熊本などの生産地から取り寄せるので、スーパーに並べても値段が高くなってしまいます。また、需要が少ないことや品質期限が短くなってしまうことから、お店にはあまり並びません。

しかし、熊本では馬刺しがよく食べられています。ここに美味しい理由があります。

需要があるので、熊本県内には馬刺しを扱っているお店が多いです。当然、ライバルに負けずに自分の商品を売ろうという競争意識が生まれます。

舌が肥えている地元の人はただ安いだけでは購入してくれません。購入してもらうための視覚を刺激する見た目、リピーターになってもらうために美味しさを求めて日々努力しています。

その結果、全国にファンをもつ美味しい馬刺しが出来上がります。お店で注文すると、綺麗に盛り付けられた馬刺しが運ばれてきます。

しかし、お土産選びでは注意が必要です。宿泊先のホテルで食べようと高速道路のサービスエリアで馬刺しを購入。開けてビックリしました。

間違ってカットされていない馬肉を買ってしまいました。旅行中なので包丁もなく、ハサミで食べられるサイズに切りながら食べました。

こんな体験は、もうないだろうと強く記憶に残った一枚です。これはこれで贅沢な食べ方だなとも思います。あまりオススメはできませんが・・・。

熊本駅でカットされた馬刺しを購入して、ホテルで食べたこともあります。

会計のとき、店員さんに水で解凍してから食べてくださいとアドバイスされた私。お湯に近い温度で解凍してしまったので、思ったような鮮やかな色にはなりませんでした。

今度食べるときは氷を用意してチャレンジ。馬刺しはお店で食べるよりもホテルで食べることの方が多い、おバカな人間による馬刺し情報でした。

余談ですが、くまモンが公務員(営業部長兼しあわせ部長)ということを最近知りました。